空亡の書斎

力尽く限りに この夢を叶えるため 汗涙流して 道はただ一つ

散歩、雨、山登り

 世のDMPはGWでこぞってCSに行ってるんですけども、私は別にそういう予定もなく。今日は散歩に行って参りました。というわけで、散歩兼フィールドワークの一部始終をどうぞ。

 

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 今日散歩したのは大体この範囲内。神宮神田を眺めて、ついでに近くの神社を回って帰るというルートである。

 

 まずは神宮神田へ。ちなみに、神宮神田とは伊勢神宮の日々のお祭りでお供えされるお米を作る場所のことである。

 

 無論立ち入り禁止なので近くから眺めるだけなのだが、広々として静かな田をただ眺めるというのも中々乙なものである。

 

 5月の頭頃に御田植初があるので、まだ田んぼに水も引かれていない状態だったがとりあえず写真を撮った。

 

 住んでる場所からそこそこ距離があるんで中々時間が掛かったけど、また田植えの時期になったら来ようかな。

 

 その後は、すぐ近くの神社に参拝。

 樟尾神社といって、地元の氏神様らしい。また、倭姫命天照大神五十鈴川の上流(=内宮)にお定めになるまでの仮宮となった「家田田上宮」の守護神である「田上神」も合祀されているという、かなり歴史のあるお社だそう。

 

 学業成就や商売繁盛の御利益があるということで、レポートに追われる大学生である身なので一層心を込めて手をあわせて来た。

 

 近くにいた地元の人に話を聞いたところ、元々はここではなく、町内の山の上にあったお社をここに移したらしい。その跡が今もその場所に残されている(上で出した地図の「くすお神社跡地」)とのことで、そこにも行くことも決定。

 

 ちなみに、このすぐ隣にも二つお社があり、そちらは伊勢神宮摂社の大土御祖(おおつちみおや)神社と末社の宇治乃奴鬼(うじのぬき)神社である。今回は写真を撮っていないけども、社の隣に古殿地があるのですぐに神宮関連のお社だと分かる。

 

 そちらも手をあわせて、これでひとまず付近の神社を巡り終えた。

 

 先ほど話したおじさんから近くの山の中にお地蔵さんがあることも聞き、ついでにそこにも行くことにした。が......

  

 

 

 

          うん、思ったよりがっつり山だね......?

 

 

 

 

 

 

 

 ......帰りたい。いや、もう30分くらい歩いたから行くとこまで行くけど。

  

 ちなみに、地図で言うと右下の90度曲がっている道の反対側に書かれていない道があり、それが上の写真の中の道である。人の通った形跡全然無いけど大丈夫そ???

 

 黙々と歩き続け、途中苔に足を滑らせかけつつもなんとかお地蔵さんまで到着。

 

 

 道が酷かった割に、ここには人の来ている形跡が結構あってびっくりした。どういう由来があるのか、さっき話したおじさんに聞いとけばよかったなぁ......などと思いつつ、来た道を戻っていく。

 

 まぁ、観光で来るような場所じゃないから逆に良い探検になって良かったかもしれない。また来るかって聞かれたら多分行かないけども。

 

 次はおじさんに聞いた樟尾神社跡地へ。といっても、撮るほどのものは道中何もなかったので現地の写真だけどうぞ。

 

 町を一望できる小高い場所にあって、中々良い雰囲気の場所だった。明治の頃はこっちに神社があったというのも納得できる、まさに町の守り神たる立地である。

 

 昔の町の風景なども考えて風に吹かれていると、雨がちらつきだしたので慌てて帰路についた。中々良い散歩になったので、次に出かける時もこれくらい収穫があるといいなぁ、などと益体の無いことを考えるのみである。

 

 

 歩いた後は糖分が染みるね。ではまた明日。